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 子どもの心臓病治療で九州有数の医療拠点だった熊本市民病院(同市東区)の小児循環器内科の患者家族が17日、同科の存続などに賛同する署名6万6867人分を大西一史市長に手渡した。市側は、熊本地震被災後の移転再建計画で小児科への統合方針を示す。大西市長は「(科の標榜(ひょうぼう)とスタッフ確保について)前向きに検討する」と述べた。

 署名を手渡したのは、心疾患の子どものいる家族3組が中心の「熊本の小児循環器医療の発展を願う会」(向井美奈子代表)。地震前は県内で唯一、手術を含む一貫した治療が受けられる市民病院にかかっていた。被災後は別の病院で手術を含む治療を受けている。署名提出には患者家族数組も同行し、その中には、市民病院の被災で転院を余儀なくされ、搬送先の病院で亡くなった宮崎花梨(かりん)ちゃん(当時4)の母さくらさんの姿もあった。

 要望書は、科の標榜を残すこと▽小児循環器内科と外科の専門医と医療スタッフの拡充と将来にわたる安定的な確保と育成――の2点を求める。8月中旬から2カ月で、街頭活動とフェイスブックでの呼びかけを通じて署名を集めた。熊本市内は2万831人、熊本市以外の県内は2万2303人、熊本県外は2万3733人に上る。先天性心疾患のある子どもは毎年1%の確率で生まれ、地域差もみられない。「今は当事者でない人もひとごとではないと署名してくれた」と向井代表は言う。

 市民病院は耐震性に問題がある…

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