高知県を訪問中の天皇、皇后両陛下は28日、高知市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」の式典行事に出席した。来春の退位を控え、大会への出席は今回が最後。海の環境が守られることを願い、ウナギなどを地元の漁業関係者に手渡した。今後県内4カ所で放流されるという。

 午後には土佐市の宇佐しおかぜ公園を訪れ、漁船による海上歓迎行事を見守った。イサキやイシダイの稚魚を海に放流した。

 大会は1981年に始まり、両陛下は即位前から出席して漁業関係者をねぎらってきた。来年からは新天皇、皇后の皇太子さまと雅子さまに引き継がれる。(島康彦