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 免震・制振オイルダンパーの検査データ改ざん発覚から3日。油圧機器大手「KYB」は19日、ようやく対象物件を明らかにした。ただ、肝心の改ざん行為の真相は明らかにならず、公表物件も一部の庁舎に絞られた。不適合品の交換は長期化必至で、所有者や住民に与える影響は先が見えない。

改ざん、少なくとも15年前から

 「日程を守るために作業を省いてしまった。品質重視でやるべきだった」

 19日に国土交通省で開かれたKYBの会見。子会社で免震・制振装置の製造を担う「カヤバシステムマシナリー」の広門茂喜社長は、そう声を落とした。

 カヤバ社の従業員が改ざんの疑いを指摘したのは8月上旬。その後も改ざん行為は1カ月ほど続き、カヤバ社から報告を受けたKYBが調査を始めたのは9月12日にまでずれ込んだ。この点を問われた広門社長は「現場の社員や上司にヒアリングするのに時間がかかった」と釈明。さらに質問が続くと、「初動がもたついたのは反省している」と謝罪した。

 改ざんは少なくとも15年にわたって続き、2007年に生産拠点がKYBの工場からカヤバ社の工場に移った後も、検査員によって口頭で引き継がれていた。

 その動機について、広門社長は…

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