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 インド北部のアムリツァル近郊で19日夜、ヒンドゥー教の祭りを見物しようと、線路上にはみ出していた人たちが列車にはねられた。現地からの報道によると、60人以上が死亡、70人以上が負傷した。

 祭りは「ダシャラー」と呼ばれ、ヒンドゥー教の神話にちなんで、悪魔をかたどった大きな人形に火を付けて燃やす風習がある。毎年、インド全土で行われている。

 現場では、線路に隣接した広場に人形が用意され、広場に入りきらなかった人たちが線路内で見物していた。人形の内部に大量の花火や爆竹が仕込まれていたため、爆音で列車が近づいてくるのに多くの人たちが気付かなかったとみられている。(ニューデリー=武石英史郎)