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 全国のご当地ラーメンが集まる名古屋駅構内のラーメン横丁「名古屋・驛麺(えきめん)通り」に、博多の人気店「ラーメン海鳴(うなり)」が進出した。9日から約1年限定での出店だ。人気店「一風堂」とともに、強豪ひしめく名駅ラーメン戦争に福岡勢が打って出る。

 海鳴は2009年に福岡市内で創業し、中洲や福岡空港など5店舗まで拡大。県外進出は名古屋が初となる。

 一番人気は「魚介とんこつラーメン」(税込み780円)。豚骨スープに魚介スープを加え、独自の風味と味わいがラーメン好きの心をつかんでいる。バジルをペースト状にしたジェノベーゼソースをスープに加えて洋風に仕上げるなど、従来の博多ラーメンにはない発想から「進化系」とも呼ばれている。

 創業者は東京や福岡などで修業を積んだ大久保茂雄さん(41)。20年ほど前に魚介豚骨ラーメンを食べ、とりこになった。「博多には老舗が何十店舗もあるなかで、僕らのラーメンに興味を持ってくれたお客さんに感謝したい」

 もともと、驛麺通りと博多ラーメンの関係は深い。02年の開業時には、一風堂を創業した河原成美(しげみ)さんが味の開発や運営を監修。16年のリニューアル時から7店舗のうち1店舗を期間限定のイベント店にしているが、これも河原さんの発案だったという。

 驛麺通りは現在、リニューアル開業2周年を記念し、12月21日まで限定ラーメンを各店で提供している。営業は午前11時~午後10時(「なご家」のみ午前10時~午後11時)。(佐藤英彬)