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 20日にアフガニスタンで8年ぶりに開かれた下院(定数250、任期5年)の総選挙で、準備不足などで投票所が開かなかった地域で21日、投票が行われた。前日に引き続き、選挙妨害を狙ったとみられる攻撃があり、現地報道によると、東部ナンガルハル州で道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発して市民11人が死亡。北部バルフ州で選挙従事者4人が誘拐された後に遺体で見つかった。

 20日は全国約2万の投票所が入る約5千施設で投票が行われる予定だったが、うち401施設で人手や資材が足りず投票ができなかった。このため21日、治安が悪い地域の施設を除く253施設で投票があった。内務省は同日、水増し投票など選挙に絡む不正を働いた容疑で公務員ら約60人を逮捕したと発表した。

 20日は反政府勢力タリバーンによるテロなどが192件に上った。パジュワク・アフガン通信の集計によると、20日だけで少なくとも市民ら47人が死亡、271人が負傷した。

 選挙管理委員会によると、20、21両日の投票総数は約400万票で、有権者登録を済ませた880万人の半分以下にとどまった。(イスラマバード=乗京真知)