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 卓球女子で「愛ちゃん」と親しまれ、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した後は休養していた福原愛選手(29)が21日、自身のブログで「選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意しました」と記し、競技からの引退を表明した。

 福原選手は3歳で卓球を始め、15歳だった2004年アテネ大会から4大会連続で五輪に出場。12年ロンドン大会は日本卓球史上初の五輪メダルとなる銀、チームの主将を務めたリオ大会でも銅メダルをいずれも団体で獲得した。リオ大会後、台湾代表の江宏傑選手(29)と結婚。当時は現役を続けるとしていたが、復帰時期は明言していなかった。昨年10月には女児を出産した。

 福原選手はブログで、「卓球界を引っ張っていくため、子育てをしながら競技を続ける必要があると思っていました」と明かした。しかし、「この2年間で次世代の選手達が大きな成長を遂げ、日本の卓球界全体が以前より盛り上がってきました」「とても嬉(うれ)しく感じるのと同時に、知らない内に私自身で勝手に感じていた肩の重みが、すっと抜けるような感覚があり、(中略)選手としての立場でやるべき使命は果たせたかな、と感じるようになりました」などとした。

 福原選手はこれからは選手とは別の立場で、卓球を通して恩返ししたいとしている。今年7月には卓球の新リーグ「Tリーグ」理事に就任している。