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 大規模な食中毒事件「カネミ油症」の被害者を追ったドキュメンタリー映画「食卓の肖像」が、油症発覚50年に合わせて北九州市や長崎市などで上映される。

 カネミ油症は、1968年に発覚。カネミ倉庫(北九州市)が作る米ぬか油を食べた人が黒い吹き出物などの皮膚症状や内臓疾患を発症した。翌年までに被害の届け出は1万4千人にのぼり、患者は福岡県や長崎県に多い。

 「食卓の肖像」は、金子サトシ監督(53)が油症被害者を10年間取材して完成させた。全員が油を食べたという家族、死産などを経験し地元の小学生に米作り体験をさせる女性……。それぞれが油を食べた経緯や症状、今の思いを語る。

 公害運動に関心を持っていた金…

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