[PR]

 100キロを走る「ウルトラマラソン」の人気が高まっている。42・195キロでは物足りなくなった市民ランナーが続々と参戦。9月にクロアチアで開かれた世界選手権では、異色の経歴を持つ日本選手2人がワンツーフィニッシュを決めた。

 「もうダメだと、本気で思いましたよ」。9月8日、クロアチアでのウルトラマラソン世界選手権で2連覇を達成した山内英昭さん(32)は苦笑いしながら振り返る。

陸上経験なし、異色のランナー

 トイレに4回行きながらつかんだ「世界一」だった。60キロ地点。前日に食べた山盛りパスタの影響か、おなかが痛くなった山内さんはトイレに駆け込み、先頭集団から3分30秒離された。距離にして、約1キロの差。ただ、「相手も疲れていると信じよう」という思いが、驚異のスパートを生む。6時間28分5秒で2連覇を達成した。

 「100キロもあると、いいと…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら