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 日本を代表する洋画家、猪熊弦一郎(1902~93)が描いた猫や馬を商品に使ってもらおうと、香川県丸亀市が著作権料を無料にして作品を提供する。初めての試みで、県内の事業者を対象に来年3月まで申請を受け付ける。

 市猪熊弦一郎現代美術館は、外壁や展示室、空調など館内外の全面的な工事のため、12月25日から2020年3月まで休館を予定している。その間も猪熊の作品や理念を発信し、地元企業の振興につなげようと、著作権を管理する財団が市に協力した。

 所蔵23作品が対象。猫、鳥、馬などのスケッチ18点に加え、妻、人の顔、街をテーマやモチーフにした代表作を含む。市文化課の担当者は「猪熊の画業が分かるようにバランスを考えた一方、ブームなので猫を多めに選んだ」。トリミングなど作品の改変は認めないが、衣類や食器で使う場合、スケッチは色や形で自由度が高いという。

 同課に事前に相談したうえで、…

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