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 吉田一郎・さいたま市議(無所属)が本会議で、足の障害で車いすを利用する伝田ひろみ議員(立憲・国民・無所属の会)に、「ブルジョア障害者」と発言していたことがわかった。吉田議員は「差別する意図はなかったが、品のない言い方だった」と後に謝罪。新藤信夫議長が吉田議員に厳重注意をした。

 発言は19日の9月定例会最終日の本会議であった。障害者の医療費助成に所得制限を設ける条例改正案に吉田議員が賛成討論をした際、伝田議員の方を示し、「こちらにも年収1354万5千円(市議の報酬などの総額)の車いすの方がいる。ブルジョア障害者は(助成対象から)外して構わない」などと述べた。

 これに立憲・国民・無所属の会が抗議。本会議の休憩中、議長が吉田議員に厳重注意した。吉田議員は、朝日新聞の取材に「高所得の意味でブルジョアという言葉を使ったが、気を悪くしたなら申し訳ない」と釈明している。

 吉田議員は2月定例会で、市の答弁者に「首つって死ね」と問題発言をし、辞職勧告を受けている。(森治文)