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 明治~大正期に日本の精神医療の基礎を築いた呉秀三(くれしゅうぞう)医師(1865~1932)の事跡を描いた記録映画「夜明け前」(66分、今井友樹監督)が、関西で公開される。呉医師が明らかにした100年前の「座敷牢」は、今も精神障害者らの監禁事件が相次ぐ社会の実相を浮き彫りにする。

 呉医師は1890(明治23)年、帝国大学医科大学(後の東京帝国大学医科大学)を卒業。東京府巣鴨病院(現・都立松沢病院)の医員などを経て、オーストリアやドイツへ留学し、最先端の精神医療を学んだ。1901年、帰国と同時に東京帝大教授となり、巣鴨病院長も務めた。

 着任早々から、病院内で多用されていた手革(手かせ)と足革(足かせ)を禁じるなど改革を断行。屋外での作業療法も取り入れ、精神障害者らの処遇の改善を図ったが、東京府は入院者の待遇は「監置」を主体とするよう命じる。

 1900年に公布された「精神…

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