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 フリージャーナリストの安田純平さんの解放について、日本政府関係者によると、政府はこれまで第三国を通じて安田氏の解放に向けた交渉を続けてきたという。外務省幹部は23日深夜、記者団に対し、「(安田さんの)安全確保を第一にして取り組んできた」と述べた。すでに政府関係者がトルコ・アンタキアの入管施設に向かっており、安田氏本人であることが確認でき次第、近日中に帰国させる方針という。

 菅義偉官房長官は同日午後11時過ぎから首相官邸で開いた緊急記者会見で、トルコ・アンタキアの入管施設にいる男性について「情報を総合すれば、安田純平氏本人である可能性が高いものと考えられる」と述べた。外務省によると、本人確認の方法としては、領事局か大使館の関係者が男性と接触し、本人しか分からないような質問をして判断するのが一般的だという。

 日本政府関係者によると、身代金の要求に対し、政府は支払いに応じないという立場を繰り返し説明してきたという。一方で、安田氏が入国したシリア・イドリブ県の情勢が緊迫していることから、日本側は早期解放を求めてきた。