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 文部科学省が、全国81大学の医学部医学科の入試を対象に実施している調査で、男女で合否判定に差をつけた疑いが持たれている順天堂大(東京)の担当者が「慣行で、機械的にやっていた」と説明していることが、関係者の話でわかった。

 文科省によると、順天堂大は過去6年間の入試で、男子の合格率が女子の1・67倍で、81大学の中で最も高かった。順天堂大は1次試験(学科)と2次試験(小論文・面接)を組み合わせて合否判定をしているが、女子の合格ラインが常に男子より1レベル厳しくなる合格基準を設けていた疑いがあり、文科省が説明を求めている。関係者によると、順天堂大の担当者は「最近決めたわけではなく、長年引き継がれていた」と話しているという。

 順天堂大は18日、「文科省から指摘を受けた」として第三者委員会を設置し、事実関係を調査すると表明。来月下旬以降に結果を公表する予定という。(矢島大輔)