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 28日投開票の新潟市長選は午後8時に投票が締め切られ、開票される。4期務めた篠田昭市長(70)は退任し、16年ぶりに新顔同士の争いとなった。自民が分裂選挙となり、野党共闘の候補らと対決する構図。自民党は沖縄知事選、那覇市長選で支援候補が連敗しており、新潟市長選の結果によっては参院選戦略に影響を与えそうだ。

 立候補しているのはいずれも無所属新顔の4人。届け出順に、前北区長の飯野晋氏(45)、前市議の小柳聡氏(31)、前市議の吉田孝志氏(56)、前参院議員の中原八一氏(59)。

 自民党県連は候補者を一本化できず、党本部は中原氏を支持したものの、一部の県議や市議は吉田氏の支援に回った。公明は自主投票となった。

 小柳氏は連合新潟が推薦、野党各党が支援した。6月の新潟知事選では野党が推薦する候補が敗れており、各党は「野党共闘の正念場」と位置づけた。

 飯野氏は篠田氏の後援会の一部や市職員OBが陣営を支えた。

 新潟市は周辺市町村との合併を経て2007年4月に政令指定市となった。合併後の10年で財政状況は悪化し、基金残高は315億円から33億円まで激減した。選挙戦では財政再建策のほか、3年前に導入されたバス高速輸送システム(BRT)や人口減少対策などが争点となった。