[PR]

 東海大山形高校(山形市成沢西3丁目)は24日、2020年度からアニメの制作について学ぶ選択科目「アニメーション科目」を始めると発表した。かつて宮崎駿さんや高畑勲さんらが所属し「ルパン三世」などを制作する「テレコム・アニメーションフィルム」と、「STAND BY ME ドラえもん」「GAMBA ガンバと仲間たち」の制作に関わった「白組」のプロダクション2社が、講師の派遣やカリキュラム作りで協力する。

 アニメーション科目は、同校の総合学習コースの生徒が2年生から「情報」「福祉」などから1科目を選んで学ぶ選択科目の一つとして加わる。授業は1週間に4時間の予定。描いた絵を動かす技術を学んだり、人形を少しずつ動かして撮影した画像をつなげて動画にしたりといった授業内容になるという。19年度に入学する生徒の2年時からスタートする。

 記者会見した同校の吉村和文理事長は「成長著しいアニメ業界に、地方から挑戦できる機会を与えたい」と説明。テレコム社の浄園(きよぞの)祐社長は「『ボールが落ちてきてはねる』というだけのアニメでも、ボールがどう動くのか、重力がどうかかるのか、考えることは無数にある。アニメに取り組むことで、探究心や感受性を養える」と話す。

 講師には、2社のアニメ制作に関わるスタッフらがあたる。生徒たちは2年かけてアニメ制作の技術を学び、3年生では集大成の作品をつくるという。(青山絵美)