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 新潟市長選は28日投開票され、無所属新顔で自民党本部が支持する前参院議員の中原八一氏(59)の初当選が確実になった。前北区長の飯野晋氏(45)、前市議の小柳聡氏(31)、前市議の吉田孝志氏(56)は及ばなかった。4期16年務めた篠田昭氏(70)は退任する。

 自民からは中原氏と吉田氏が立候補を表明し、県連は一本化できないまま分裂選挙となった。自民党本部は中原氏を支持しており、支援候補が敗れた沖縄知事選、那覇市長選に続く連敗は免れた。ただ、一部の自民県議や市議は吉田氏を支援しており、来年の統一地方選や参院選に向けて、しこりを残す結果となった。

 選挙戦では財政再建策や、篠田市政への評価などが争点となった。中原氏は所属する自民二階派の閣僚や国会議員が次々に応援に入るなど国とのパイプをアピールし、組織戦を展開した。

 小柳氏は連合新潟が推薦し、野党各党が支援した。6月の新潟知事選では野党が推薦した候補が敗れており、各党は「野党共闘の正念場」と位置づけたが、足並みがそろわなかった。

 飯野氏は篠田市長の後援会の一部や市職員OBらが陣営を支えたが、支持を伸ばせなかった。