[PR]

 宇都宮大学大学院で生物科学を研究する小野晶子さん(22)が、キノコ研究で学会賞を連続受賞した。昆虫などから発生する冬虫夏草というキノコが、寄生先の虫の成長をコントロールしている可能性を証明した。冬虫夏草は漢方薬に使われており、将来的な新薬開発などにつながる可能性も秘めた発見だという。

 小野さんは福島県いわき市出身。県警鑑識課にいた親戚や科学捜査のテレビドラマの影響で、子どもの頃から実験好きだった。福島高専を経て同大学農学部に編入したのも、「遺伝子組み換えなど幅広い実験ができそうだったから」だという。現在はバイオサイエンス教育研究センターの鈴木智大准教授のもとでキノコの研究をしている。

 小野さんが研究したのは、昆虫のサナギなどに寄生して、虫の体から発生するキノコの冬虫夏草。その一種であるサナギタケが分泌するレクチンというたんぱく質に着目した。サナギタケがサナギに寄生してキノコを作る際、サナギの表面の糖鎖にレクチンで働きかけて、宿主の成長を操作している可能性を探った。

 約3千匹の蚕のマユを6人がか…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら