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 3年余りに及ぶシリアでの拘束の末、突然のタイミングで解放されたフリージャーナリストの安田純平さん。急展開の背景には何があったのか。実行犯とされる過激派組織を追い込んだ戦況の変化だけでなく、仲介したカタールの影響力も浮かび上がってくる。

 安田さんが滞在するのは、周囲を3メートル以上の壁に囲まれたトルコの4階建て入管施設。シリア難民らが収容されている。難民の親族を訪ねてきた女性(45)は24日、「室内は清潔で食事もおいしいようだ」と話した。

 シリアでの拘束から3年4カ月。日本やトルコの関係者は一様に、安田さんがこの時期に解放された理由を「過激派組織の焦り」とみる。シリア内戦はアサド政権が優勢を固め、反体制派の武装組織や「シャーム解放委員会」(旧ヌスラ戦線)などの過激派組織は、トルコ国境にある最後の大規模拠点・イドリブ県に追い詰められている。

 政権側は今年4月以降、首都ダマスカス近郊や中部を制圧してきた。7月には南部の反体制派拠点もほぼ奪還し、イドリブ県の総攻撃を模索。安田さんの動画が2回にわたって公開されたのはそんな時期だった。

 動画の中で、安田さんは過激派…

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