マレーシアのマハティール首相が24日、タイの首都バンコクで朝日新聞のインタビューに応じた。主な発言は次の通り。
【米中対立】
予測しえない状況が起き得る。我々の貿易に影響しかねない。(対立は)米国が始めたものだ。圧力をかけるために関税の引き上げなどをし、中国が対応せざるを得なくなった。対立や貿易戦争は双方の国を傷つける。
トランプ米大統領は『アメリカファースト』と言う以外に、そのスタンスが見えない。米国を過度に保護することで起きる貿易戦争は争いを生む。貿易戦争は米国を偉大にする正しい方法ではない。
中国の習近平(シーチンピン)国家主席は非常に強い指導者になりつつある。トランプ大統領と同じように『中国を偉大にしたい』と思っている。互いに対立すれば世界にとってよくないことだ。
日本はまだ中国と拮抗(きっこう)できる。日本は米中の対立を和らげることができる立場にある。日本は中立であるべきだ。双方をいらだたせるべきではない。米国が問題のある行動をとった時には、水面下であれ公の形であれ、間違いだと伝えなければならない。
(米中の緊張が今後どうなるか…
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朝日新聞国際報道部