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 野生のクマのえさとなる柿を収穫し、干し柿にする試みを長野県木島平村の高校生らが始めた。えさを採ってしまうことでクマの出没を防ぐとともに、秋の味覚も楽しもうという一挙両得を狙った動きだ。

 干し柿作りを始めたのは、木島平村にある下高井農林高校の2年生28人。「シブガキ応援隊」を名乗り、10月末の2日間、学校近くの木に自然になった柿の実約80キロを収穫。その後、飯山市内の社会福祉法人を作業場に、干し柿作りに詳しい農家の指導も受けながら、皮むきやひもにつるす作業に精を出した。

 昨年に続いて2回目。きっかけは、現地を管轄する県北信地域振興局の担当者の考え。木島平村周辺では、収穫されずに木になったままの柿の実を狙い、クマがやってくることが少なくないが、地域の住民も高齢化して対応しきれない。困った同局が解決策の一つとして同校に協力を頼んだところ、学校側も地域貢献の良い機会になると考えた。

 初めてだった昨年は、日陰にも…

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