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 東京都町田市を中心に活動するプロの紙芝居師、さるびあ亭かーこさん(50)が食物アレルギーをテーマにした絵本「いっしょのちがうもの」(絵本塾出版)を出版した。8年前、投薬の影響で寝たきりとなっていた長男を失った。「体調の問題で悩む子どもや親に、笑顔になってもらいたい」と言う。

 主人公は小学校に転校してきたクマの男の子。食物アレルギーがあり、給食が食べられず、毎日お弁当を持参している。新しくできた友達に給食のパンをあげると言われた。「苦しくなるから」と断ると、「かわいそう」と言われた。「僕はかわいそうな子なの?」と悲しんでいたが、周囲も徐々にアレルギーを理解していき……。そんなストーリーだ。

 かーこさんは2014年ごろ、会合などで飲食店に行くときも必ずサツマイモやお握りを持って行く親子と知り合った。アレルギーがあるのに、ほかの子どもらから「わがまま」「特別扱い」などと言われ、説明してもわかってもらえないこともあった。親子は傷つき、外出する気もなくなっていた。

 1999年11月、小学1年生…

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