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 登米市東和町の火伏せ行事「米川の水かぶり」が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録される見通しとなった。文化庁が24日、事前審査中の評価機関が「登録」を勧告したと発表した。関係者は地域活性化につながると期待している。

 米川の水かぶりは、毎年2月の初午(はつうま)にあり、わらの衣装を身につけ顔にすすを塗った男たちが、家々に水をかけて回る。人々は装束のわらを抜き取り火伏せのお守りとしている。

 保存会の菅原淳一会長(62)は「これで日本の祭りから、世界的なものに一段階上がるので、地元では喜んでいます」と話した。

 市教委は「市としては、郷土に伝わる神事の活性化をめざしており、そのトップランナーとなるよう期待している。今後、行事への関心が高まり、観光だけでなく参加するために移り住む人が出てくるよう、情報発信に力を入れていきたい」としている。(角津栄一)