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 アフリカで遺伝子疾患で白い肌に生まれたがゆえに、迫害にあう人たちがいる。国際会議「東京アルビニズム会議」(日本財団主催)が9日、初めて開かれ、迫害の実態や人権侵害について考える。マラウイやモザンビークなど9カ国から、被害者や支援団体などの関係者が参加する。

 迫害を受けているのはアルビノの人たち。メラニン色素をつくる機能が損なわれているため肌や体毛が白い。呪術に使う目的で、アルビノの人々の身体を切断する「アルビノ狩り」が起きている。国連の独立専門家イクポンウォサ・イロ氏によると、過去10年でアフリカの28カ国で約700件の襲撃があったという。

 会議では、2008年にアルビノ狩りに遭い、両腕を失ったザンビアの女性が体験を話す。解決に向けた取り組みも報告される。

 この問題を巡り、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが16年、マラウイ政府に対策を求める署名を始め、世界で22万人以上が活動に参加。日本では約2100筆が集まり、在日マラウイ大使館に届けられた。自らもアルビノで、会議で体験を語るJICAの伊藤大介さん(26)は「世界で協力して取り組むべき問題と知ってほしい」と話す。

 午前9時~午後5時半、東京都港区の日本財団ビルで。参加申し込みはURL(https://bit.ly/2OrTCDN別ウインドウで開きます)へ。8日午後6時まで応募できる。(岩井建樹)