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 日が暮れるとともに、マガンの群れが次々と蕪栗沼の方へと飛んでいく。夕暮れの茜(あかね)空に浮かび上がる月に重なるその姿は、万葉集で詠まれた和歌の情景を思わせる。

 10月下旬、大崎市中心部から車を30分ほど走らせ、蕪栗沼の近くでマガンの群れを見つけた。周辺の伊豆沼・内沼、化女(けじょ)沼とともに、県北にある三つの沼は、いずれもラムサール条約に登録された湿地だ。県によると、国内に飛来するマガンの約8割が県北部域に集中している。

 日本雁(ガン)を保護する会の呉地正行会長によると、定期的にガン類が飛来する場所は国内に50~60カ所で、その大多数が県内で越冬するという。「越冬するには、ねぐらとする沼、餌を取る広い田んぼが必要。ガンは警戒心が強いため、道路から100メートルぐらい離れた田んぼを選ぶ。ガンはかつて全国にいたが、沼が次々と干拓されて生息環境がどんどん消えている」と指摘する。

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