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 地方の足を担うローカル鉄道の経営が厳しさを増しています。銚子電気鉄道(千葉県銚子市)は、本業の鉄道収入だけでは赤字が続き、副業の食品販売でしのいでいます。8月にはスナック菓子「まずい棒」を発案し、ヒットしました。とはいえ、今後も人口減が続きます。存続の方策は。竹本勝紀社長(56)に聞きました。

 ――なぜ苦境に?

 「過疎化による人口減や観光客の減少で、ピーク時に年間200万人以上いた乗降客数が年々減り、1995年度に100万人を切った。副業で始めた『ぬれ煎餅(せんべい)』の販売が好調で、鉄道の売り上げの倍を稼ぎ出すことができ、事業の柱とすることができた」

 「ところが、2004年、当時の社長が横領事件を起こし、国や自治体からの補助金が打ち切られた。生命線とも言うべき補助金が受けられず、車両の借入金の返済も迫る。なりふりかまわず惨状をホームページで訴えた。これを見た多くの人たちが、ブログなどでぬれ煎餅の購入を呼びかけてくれ、注文が殺到して再び救われた」

 ――それなのに、なぜまた苦境に?

 「東日本大震災後に『銚子は放…

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