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その時、何が

 20××年、「親が望んだ能力や容姿を赤ちゃんに持たすことができる」とうたうクリニックが、一部の国々で登場していた。「IQ(知能指数)のご希望は?」「目の色は5色取りそろえています」……。要望を満たすように、受精卵を遺伝子操作するというのだ。だが、そんな親の期待は実現しないばかりか、予期せぬ健康被害が出て、家族が苦しむことになった。

 生まれてくるわが子の知能や容姿、運動能力などを希望通りにしたい。SF小説などでは「デザイナーベビー」として、たびたび描かれている。

 もしも、わが子の特性を選べるとしたら、人は何を望むのだろうか。

 英米などの研究チームが2013年、精子提供を受けて出産した女性約1700人にオンライン調査した結果を発表した。精子提供を受ける際に重視したポイントを複数回答で挙げてもらったところ、全体の3分の2にあたる約65%が「健康状態」と回答した。半数が「知能」を、約43%が「身長」を重視していた。

 また、米シンクタンク「ピュー・リサーチ・センター」が今年、約2500人の米国人を対象に、「赤ちゃんの頭をよくする」という遺伝子操作への賛否を聞くと、8割が否定的だったものの2割は支持した。

SF世界から現実へ……?

 じつは、SFの世界のことだっ…

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