山形)遊佐にウイスキー蒸留所が完成 3年後出荷めざす

鵜沼照都
【動画】山形県内初のウイスキー蒸留所が完成した=鵜沼照都撮影
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 山形県遊佐町吉出に、焼酎専門メーカーの金龍(酒田市)が建設をすすめていた県内初のウイスキー蒸留所「遊佐蒸溜(じょうりゅう)所」が完成した。4550平方メートルの敷地に蒸留棟1棟と熟成庫2棟ができた。

 スコットランド製の蒸留釜1対2基が設置され、原酒ベースで1日約525リットル、年間で10万5千リットルの生産をめざす。9月末にウイスキー製造免許を取得。現在は試験蒸留などを続けている。最初の製品が出荷されるのは、順調にいって3年後という。

 関係者80人を集め、19日に竣工(しゅんこう)式を開いた。金龍の佐々木雅晴社長は「16日の初蒸留では、蒸留釜を製造したスコットランド・フォーサイス社から『パーフェクトだ』と言われた。じゃあ、世界一か、と聞いたら『そう願いたい』と言われた」と話した。3年後の出荷について、「世界が憧れる」というコンセプトで納得のできる品質をめざすので、スケジュール通りに進むかどうかは分からないという。(鵜沼照都)