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 台風21号の暴風で線路上への倒木が相次ぎ、一部区間で運転を休止していた叡山電鉄鞍馬(くらま)線が27日、53日ぶりに全線で復旧した。同線は京都市左京区の山あいの3・5キロを走る。うち3分の2の区間は9月27日に運転を再開したが、電柱の倒壊も目立った北部の1・2キロ区間(貴船口―鞍馬)の復旧が遅れていた。

 全線復旧の「第1号」は午前5時すぎに鞍馬駅を出発。同駅では午前10時から記念イベントがあり、復旧までの歩みを紹介した写真パネルが展示された。

 再開を知り、乗車した京都市中京区の樋口隆成さん(71)は「月に1回ほど鞍馬寺に参拝に来る。復旧までは車で来ていたが、やっぱりこの電車の窓から見る景色が好きや」と話した。