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 東日本大震災の津波で被害に遭い、一時不通となっていた岩手県の三陸鉄道・南リアス線の釜石―盛駅間(大船渡市)で27日、「にゃん鉄」列車が運行された。猫好きの乗客25人はカーペットが敷かれた車両内で猫15匹とたわむれつつ、往復73キロ、3時間の旅を楽しんだ。

 主催は岩手県沿岸広域振興局。15匹は保護された捨て猫などで、譲渡を進める狙いがある。車内で県職員がペットの適正飼育や譲渡手続きを説明し、動物愛護の啓発に努めていた。東京都の会社員、松本智佳さん(29)は「猫仲間から聞いて参加しました。都内には猫カフェはあるのですが、こんなの初めて。いま2匹飼っているのですが、可愛くて3匹目が欲しくなりました」と話した。

 来年3月23日には、現在不通となっているJR山田線の釜石―宮古駅間も開通し、新しく三陸鉄道・リアス線として北は久慈駅(久慈市)、南は盛駅まで鉄路でつながることになる。