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 極右ポピュリストの大統領が南米でも誕生した。28日投開票のブラジル大統領選の決選投票で、元軍人ジャイル・ボルソナーロ下院議員(63)が当選を決めた。「自国第一」や軍事独裁政権を賛美する過激な発言で知られ、異名は「ブラジルのトランプ」。人口世界5位の大国は、なぜこの候補を選んだのか。

SNSで一方的に主張

 「大メディアからずっと批判され、恥ずかしい思いもした。だが、どう変化すべきかを知る皆さんが支持者になった。もう過激な左翼とつきあい続けることはない。ともにブラジルの運命を変えよう」。28日夜、当選を決めたボルソナーロ氏が最初にしたことは、フェイスブックを通じ、自宅から勝利演説をライブ配信することだった。

 ボルソナーロ氏のフォロワーはフェイスブックが850万超、ツイッターも200万以上。既存メディアからの批判を「フェイク(偽)ニュース」と決めつけ、言いたいことはSNSで一方的に流す。トランプ米大統領に似ているとされるボルソナーロ氏らしいやり方だった。

 決め言葉「なによりもブラジル」は、トランプ氏の「アメリカ・ファースト」を思い起こさせる。「労働党は泥棒だ」「ブラジルの敵」。シンプルな言葉で、相手陣営をこき下ろすのもトランプ氏に似ている。当選後、電話で協議した2人は「両国の緊密な連携を確認した」とそれぞれツイッターに投稿した。

 違うのは、政治経験の長さだ。…

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