拡大する写真・図版 赤と白のストライプが特徴の稚内灯台(北海道稚内市、海上保安庁提供)

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 西洋式灯台の建設が日本で始まってから今年で150年。海上保安庁は10月から、全国各地の灯台の写真や情報をまとめた電子版「灯台カード」の提供を始めた。SNSを通じてファンが広がり、「灯台女子」も現れた。観光の呼び水に、ともくろむ自治体もある。

 灯台カードは、全景写真や所在地、点灯日(初点)などの基本データを1枚のカードのような電子画像にまとめたもの。「東京湾入り口に設置された我が国初の洋式灯台で、日本の近代化に大きく貢献しました」(神奈川県横須賀市の観音埼灯台)といった「一口メモ」も添えられている。

 各灯台の門扉に掲げられたQRコードを携帯電話などで読み込み、専用のページにアクセスしてダウンロードする仕組み。全国の灯台を訪ね歩きながらコレクションできる趣向だ。画像はL版プリントに適したサイズになっている。

 海保が管理する全国3181基(2018年4月時点)の灯台のうち、150基が対象。1868年に日本で最初に建設が始まった観音埼灯台のほか、安乗埼灯台(三重県志摩市)、潮岬灯台(和歌山県串本町)、出雲日御碕(ひのみさき)灯台(島根県出雲市)など、北は宗谷岬灯台(北海道稚内市)から南は西埼(いりさき)灯台(沖縄県与那国町)まで含まれる。

 こうした公共インフラを対象にしたカードには「ダムカード」や「マンホールカード」がある。第7管区海上保安本部(北九州市)が過去に灯台カードをつくり好評だったため、全国版を作ることにした。

 灯台は夜間に点灯し、目印となることで船に自分の位置を把握させる役割がある。06年からはすべて無人で運転しているが、GPSなどの発達で年々減り続けているという。担当者は「灯台は今でも船の航行を支える重要な施設。カードをきっかけに興味を持って欲しい」と話している。

 150基の一覧は、海保のホー…

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