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 「金沢マラソン2018」が28日、金沢市内で開かれ、国内外から1万3047人が参加した。秋に色づく金沢の街中をランナーたちが駆け抜けた。

 午前8時40分の出走を前にしいのき迎賓館(広坂2丁目)前でオープニングセレモニー。アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきさんや石川県出身の俳優浜辺美波さんらがゲストとして登場し、声援を送った。コース内の6カ所に設けられた給食所「食べまっしステーション」では「能登ねりもの」や「金沢カレー」などご当地グルメがふるまわれた。19・6キロ地点の東山の給食所にはきんつば、いがらまんじゅうなどの名菓が並び、市民ランナーらが笑顔でほお張った。

 沿道では様々な団体が応援パフォーマンス。30キロ地点付近の市城北市民運動公園(磯部町)の応援ステージでは、津幡町を拠点とする「朝霞(あさか)太鼓」が和太鼓や笛の音を響かせランナーを鼓舞した。代表の村上敏徳さん(42)は「皆さん、疲労がたまっていると思う。あと10キロを後押ししたい。沿道の皆さんにも盛り上がってもらえたら」。フィニッシュ地点の県西部緑地公園陸上競技場(袋畠町)には、ランナーが次々と到着した。大阪市福島区の会社員重久恵さん(46)は「去年は33キロ地点で途中棄権。その先の景色を見て、ゴールしたいと参加しました。目標の4時間を切ることができ、ゴールの瞬間は感動して涙がでた」。神奈川県川崎市の会社員清水一さん(59)は「田園風景や街中などの景色もいいし、走りやすいコース。当選したら、来年もまた出たい」と笑顔だった。

 総合男子1位は枡本裕真さん(東京陸協)の2時間23分49秒、総合女子1位は小田切亜希さん(竹村製作所)の2時間42分12秒だった。(浅沼愛)