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 西武鉄道は29日、来年3月に西武池袋、秩父線にデビューする新型特急車両「001系」の愛称を「Laview(ラビュー)」とすると発表した。ほぼ半世紀にわたって親しまれてきた「レッドアロー」の名は引き継がない。同社の若林久社長は「新たなフラッグシップ車両としてかわいがってもらいたい」と話している。

 001系は同社にとって25年ぶりの新型特急車両として、著名な建築家・妹島和世氏がデザインを担当。「やわらかく風景に溶け込む」ことをめざし、丸みを帯びた車体全体がシルバー一色に覆われている。縦1・35メートル、横1・58メートルの大きな客室窓が特徴で、客席からは座面から荷棚近くまで窓となる構造だ。

 同社の特急は、1969年の西武秩父線開業と同時にデビューした「5000系」が初代。車体に施された赤いラインにちなみ、「レッドアロー」の愛称で呼ばれた。93年に登場した2代目「10000系」も赤いラインを引き継ぎ、「ニューレッドアロー」の名で秩父・川越観光や通勤に活躍している。

 現在、西武池袋、秩父線を走る7編成の特急車両は、19年度末までにすべてがラビューに置き換わる。西武新宿線では、5編成が引き続き「ニューレッドアロー」の名で運行を続けるという。(細沢礼輝)