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 横浜市金沢区の富岡西地区で29日、急な坂道や狭い道路でも走れる「電動小型低速車」を活用した地域交通システムの実証実験が始まった。郊外住宅地の高齢化や人口減少を見据え、住民の交通手段の確保を模索する試みだ。

 京急電鉄(東京都港区)が横浜国立大学(横浜市)や同市とともに、交通エコロジー・モビリティ財団の支援を受けて取り組む。実証実験に使うのは、ゴルフ場のカートのような4人乗りの電気自動車。最高時速19キロと速くはないが、険しい坂道でも上ることができ、ドアがないので高齢者でも乗り降りしやすい。

 1回目は11月7日までの10日間、富岡西1、2丁目や富岡地域ケアプラザを循環する約4キロのルートで運行。日中に1時間2~3便を走らせ、事前登録した地元の高齢者ら100人ほどがモニターとして利用する。2回目は同9日から10日間、鉄道駅や路線バスの停留所から離れた「交通空白地域」の住宅地がある別ルートで実施する。

 京急はかつて、沿線の富岡、能…

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