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 経済や軍事面で急速に影響力を広げている中国。「チャイナスタンダード」は、これまでの国際社会のルールやあり方までも変えそうな勢いだ。半生にわたり中国と関わってきた元オーストラリア首相のケビン・ラッド氏の目には現状がどう映っているのだろう。知中派の専門家が対中警戒論者へと転じたわけを聞いた。

 ――あなたは中国語の故事成語も使いこなすほどの知中派です。でも最近、中国に対して批判的な発言が増えているようです。何がきっかけだったのですか。

 「2014年の11月28日ですべてが変わりました。中国共産党が外交方針を話し合う中央外事工作会議で、習近平(シーチンピン)国家主席がこれまでとは全く異なる世界観を打ち出したからです」

 「中国が率先して、既存の国際秩序を中国式に塗り替えていく――。そう宣言したのです。これを実行に移したのが、中国主導の巨大経済圏構想『一帯一路』やアジアインフラ投資銀行(AIIB)などです。驚きや失望はありません。大国となった中国が対外進出するのは、既定路線だからです」

 ――かつてあなたは私に「中国は国際秩序に協調していくようになる」と言っていました。分析が誤っていたということですか。

 「私の分析が間違っていたとは…

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