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患者を生きる・食べる「胃を切って」(2)

 宮城県大崎市でカフェを経営する小玉仁志(こだまひとし)さん(34)は2008年、JR仙台病院(仙台市青葉区)で検査を受けたところ、胃にがんが見つかった。

 告知を受けたとき「親にもらった体が重い病気になってしまった。申し訳ない」と思った。付き添っていた父親(63)の顔を見ることができなかった。

 小玉さんはすぐに入院し、手術を受けることにした。執刀したのは、安斎実(あんさいまこと)医師(49)=現・大崎市民病院第一内視鏡外科長=だった。検査結果を見て「20代で若いのにがんになるのはかなり珍しい」と思った。

 一般的に、胃がんの手術では、胃の3分の2以上を切除する。小玉さんは胃の広範囲に複数のがんが見つかった。安斎さんは最初、検査した内科医と「胃を3分の2切除すれば、がんを切り取れると思うが全摘の方がよいかもしれない」と話した。一見、正常に見える部分にがんが残ってしまう可能性があるからだ。

 だが、胃をすべて切ると、がん…

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