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 インドネシアで29日午前6時半(日本時間同8時半)すぎ、ジャカルタから同国西部バンカ島パンカルピナンに向かっていたライオン航空JT610便(ボーイング737MAX8型)がジャワ島の北の沖合に墜落した。乗客乗員計189人について、国家捜索救助庁の幹部は「生存者は望めない」と述べた。

 運輸当局などによると、同機はジャカルタ近郊のスカルノ・ハッタ国際空港を同日午前6時20分に出発。離陸から2~3分後、機長から管制官に操縦に問題があるため、高度を上げて、同空港へ引き返したいとの連絡があった。しかし、その8分後、高度2千フィート(609メートル)~3千フィート(914メートル)付近を飛行中に、消息を絶った。同機は8月15日に就航し、飛行時間は計800時間だったという。

 国家捜索救助庁が同機が消息を絶った海域を捜索したところ、ジャカルタの北東約19キロの海上で機体の一部と少なくとも9人の遺体が見つかった。機体の大部分は水深30~35メートルの海底に沈んでいるとみられ、原因の究明に必要なフライトレコーダーの回収は難航している。

 同庁によると、乗客は子ども3人(うち乳児2人)を含む181人で乗員は8人。国籍は機長がインド、乗客1人がイタリアで、その他は全員インドネシア人だった。

 ライオン航空は2000年に運航を始めたインドネシアの格安航空会社(LCC)で、乗客数ベースで同国最大のシェアを持つ。同航空は29日にジャカルタで記者会見し、墜落した機体は28日夜にバリ島からジャカルタへ飛行した際に技術的な問題の報告があったと明らかにした。一方で、その後の整備によって問題は解決したと説明した。(ジャカルタ=野上英文)

■乗客の親類「何とか生きて…

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