[PR]

 双葉郡内の患者を救急搬送する「多目的医療用ヘリコプター」の運航が29日、県ふたば医療センター付属病院(富岡町)を基地として始まり、初日は男性1人が郡山市内の病院に搬送された。患者搬送の迅速化や高度医療の広域連携が目的で、地元では、地域医療の再生や住民の帰還を後押しするものだと期待される。

 ヘリは6人乗りで、2次救急病院として今春開業した同病院の敷地内に配備。医師1人と看護師1人が乗り組む。「ドクターヘリ」が搬送する重症患者を除く、同病院の外来患者ら中等症の患者が対象で、平日の午前9時15分から日没まで、県立医科大付属病院(福島市)をはじめ、中通りや浜通りの3次救急病院などに搬送する。

 陸路で約2時間かかる医大病院までの移動時間は15分に短縮。医療者や資機材の運搬も想定したヘリで、公立病院の導入は全国初。

 1年間に200件程度の出動が…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら