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 静岡県沼津市と県は30日、JR沼津駅鉄道高架事業に伴う新貨物駅移転用地の同市原地区で、土地収用法に基づく立ち入り調査に着手した。事業の障壁になっていた未買収用地の強制収用に向けた具体的な手続きが進められる。地権者や支援者は現地に陣取り、反対の声を上げた。

 現在の用地取得率は84・2%。地権者27人が1万4685平方メートルの買収に応じていない。任意の調査に応じた3人の地権者の土地を除き、24人が所有する約1万3500平方メートルが今回の調査の対象になる。11月2日までの4日間、土地の測量や所在する物件の確認などを行う。

 初日の30日朝、用地の一角に設けた拠点に市や県の職員と調査会社の調査員約120人が集結。反対地権者側も約200人がそれぞれの土地の前に陣取った。午前9時前、地権者の代表らが「説明責任を果たさずに調査を強行することは許さない」と申し入れたが、調査員は班ごとに調査地点に向かった。

■市長「厳粛に進…

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