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 今年は夏から秋にかけて台風でひときわ大きな被害に見舞われた。目に付いたのは、テレビ局による屋内からの中継だ。台風中継の意義とは?

 「海沿いの名古屋港管理組合の建物の8階からお伝えします」。記録的な暴風が塩害まで引き起こした台風24号が東海地方を直撃した9月30日夜、フジテレビ系の情報番組「Mr.サンデー」で「現場」から中継した東海テレビの女性アナウンサーは、室内にいた。カメラが強風に揺れる木々や、雨に打たれる道路と港を窓越しに映すなか、アナは「建物の中にいても『ゴーッ』と音のするような強い風が吹き荒れています」などと伝えた。

 屋内から中継した局は他にもあった。同日夕から夜、NHKと在京民放キー局で台風24号について伝えた計5番組を見ると、現場からの中継は計25回。このうちNHKの高知県安芸市の漁港からの中継で、記者が「私は安全な建物の中からお伝えしています」と述べるなど、映像や説明内容などから少なくとも4回は完全に屋内からの中継だった。テレビ朝日系「サンデーステーション」は「名古屋港を見据える建物、安全な位置からお伝えしています」、日テレ系「真相報道バンキシャ!」は高知県室戸市で「安全面に配慮して建物の中からお伝えします」などと報じた。

 なぜ屋内からだったのか。名古…

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