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 宮城県や山形県の郷土菓子として知られる「ずんだもち」などを日本食品標準成分表の品目に追加する方針が30日、文部科学省の有識者委員会で決まった。地域特有の食品が収載されるのは極めて珍しい。

 成分表は、国内で日常的に食べられている食品のエネルギーや、たんぱく質、ビタミンなどの栄養成分の量を示したもの。5年おきに改訂され、現行の2015年版には約2千の食品が載っている。

 文科省政策課資源室によると、特産品が成分表に載れば、栄養士らが献立作りに生かしやすくなり、学校給食や外食による消費が広がるとして、各地から収載の要望が相次いでいた。

 枝豆をすりつぶして餅に絡めたずんだもちと宮城県の葉物野菜「ちぢみゆきな」は、収載に必要な成分分析を済ませており、12月にも追加する。いぶりがっこ(秋田県)やふなずし(滋賀県)などは現在分析中で、20年版に載せる方針。(小林舞子)