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洪水災害:中級編

 昭和の三大台風は1934年の室戸台風、45年の枕崎台風、59年の伊勢湾台風。特に第2次大戦後の15年間は、水害の犠牲者が増えている。伊勢湾台風まで毎年のように1千人以上が亡くなった。

 台風が多かったわけではない。戦争のせいで治山・治水を怠り、そのつけが洪水の多発につながった。災害をもたらす大きな原因は戦争だと言っていい。

 この戦後すぐの災害特異時代の後、巨大な洪水災害は激減した。治水ダムと放水路がどんどんできたからだ。水害犠牲者の減少はハード防災で実現した。

 日本の災害情報は世界で一番進んでいる。ただ、避難情報が出ても逃げなくなった。伊勢湾台風では平均30%も逃げた。2000年の東海豪雨では名古屋市が38万人に避難勧告を出し、3万2千人(約8%)が逃げた。13年の台風18号では京都市で30万2千人に避難勧告・指示が出され、逃げたのは3800人(約1%)。今年7月の西日本豪雨では1%に満たなかった。自分は大丈夫と思う。ひとごとなんです。

 西日本豪雨の約10日間で降っ…

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