「まだ仕事、学校に泊まる」 教頭自殺、妻へ最後の電話

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畑宗太郎、山崎毅朗
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 大阪府藤井寺市の私立大阪緑涼高校の男性教頭(当時53)が自殺したのは極度の長時間労働と上司によるパワーハラスメントが原因だとして、男性の遺族は近く、同校を運営する学校法人谷岡学園に計約1億2千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こす。

 「自分がいないと、学校がまわらない」

 男性教頭の妻(45)=奈良県=によると、そう語っていた男性は今年1月から目に見えて忙しくなり、休日も自宅でパソコンに向かうように。さらに、3月ごろから、ほぼ休まず出勤。優しく子煩悩な男性の顔から表情が消え、「上司が大変」「過労死してしまうかも」と珍しく弱音を吐いた。同月下旬には「大丈夫?」という呼びかけにも反応しなくなった。

 そして同月28日午後9時ご…

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