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 第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会(朝日新聞社など主催、JAバンク特別協賛)が4日午前8時5分にスタートする。県内から伊勢路に挑む愛知工業大は、長距離部員17人全員が同じ寮で暮らし、互いをよく知る。2大会連続17回目となる大舞台に、高い結束力で臨む。

 10月24日の朝練。奥野佳宏監督(43)が登録メンバー13人のうち、1~8の各区間を走る8人を発表した。メンバーは学生間の投票で決める。奥野監督が考えていたオーダーと一部違ったが、「ほぼ全員が同じ案だったので」と選手たちの意見を尊重した。「全国大会に出るチームとしては小所帯。でもその分、僕よりも選手の方が互いの状態や能力、性格を知り、意見もまとまりやすい。走るのは僕じゃないですから」。練習メニューも予選会を含めたメンバー決めも選手主体。奥野監督は2010年の就任時から、この方式を続ける。

 「自分よりもチーム」を優先した4年生もいる。今徳直輝主将は、10月上旬に決まった登録メンバー13人には入ったものの、8人には漏れた。各区間の走者8人を書く投票用紙には、自分の名前を記入しなかった。「最後の伊勢路で走りたい気持ちは当然あった。でも、実力のある下級生を入れた方が目標の17位以内につながる」と話す。

 後輩たちはそんな主将の思いを…

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