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 高齢者が入浴中になくなる事故の発生率は、地域性と関係するのだろうか。

 地方独立行政法人「東京都健康長寿医療センター」が2014年に公表した研究報告によると、高齢者1万人あたりの発生頻度の1位は、香川で、兵庫、滋賀・東京(同率)と続く。逆に、最も少ないのは沖縄で、次いで北海道、山梨の順だった。

 なぜ香川などで多いのかは、よくわかっていない。逆に、寒冷地の北海道で少ないのは、二重窓を取り付けている家庭が多く、室内全体の温度が高めで、浴室との室温差が小さいためではないかとみられている。(高田英)

都道府県別にみた入浴中の心肺停止件数(高齢者1万人あたり、2011年)

1 香川県 7.16

2 兵庫県 6.45

3 滋賀県、東京都 5.83

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45 山梨県 2.54

46 北海道 2.03

47 沖縄県 1.78

※「わが国における入浴中心肺停止状態発生の実態」(東京都健康長寿医療センター研究所ほか)から