携帯電話開発、70年万博が後押し 25年へ企業の思惑

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辻森尚仁
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 昨年春に立ち上がった大阪万博誘致委員会の会長には、経団連榊原定征会長(現名誉会長)が就いた。経団連会長は、日本の経済界のトップ。官民をあげた「オールジャパン」で誘致を進めるため、大阪府松井一郎知事らが要請した。

 万博には、大きな経済効果も期待されている。海外からの訪日客が増え、準備やもてなしのための雇用が生まれる。景気が良くなれば、企業経営にも追い風が吹く。

 19世紀、産業革命の時代に始まった万博は、先端技術を披露する場だった。日本で行われた過去の万博でも、主要な企業や企業グループが展示館を設けて人気を競った。

 1970年の大阪万博では、日本電信電話公社(現NTT)が運営する電気通信館に展示された「ワイヤレステレホン」が注目を集めた。NECなどが開発に協力したもので、後の携帯電話につながる技術だった。

 2005年の愛知万博では…

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