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 トランプ米大統領は1日、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と電話で協議したことを自身のツイッターで明らかにした。11月末からアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて予定される米中首脳会談について、「(貿易問題などの)議論はG20の会談に向けて、うまくいくだろう」とツイートした。

 トランプ氏は同日、「ちょうどいま、習近平国家主席と長い時間をかけて、とても良い会話をしたところだ。我々は多くの課題について話し、特に貿易問題を集中的に話した」とツイート。北朝鮮問題についても議論したという。

 中国中央テレビも電話協議について報道。習氏はエスカレートする貿易摩擦が「両国産業と世界の貿易にとって悪影響で、中国はこれを目にしたくない」と述べた。そのうえで、両国が「接触を強めて協議し、経済貿易問題で双方が受け入れ可能な解決法の合意を推進しなければならない」とした。

 北朝鮮問題について習氏は、トランプ氏と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談が「朝鮮半島の非核化と政治問題の解決のプロセスを推進した」と評価。中国側は引き続き建設的な役割を果たすと強調した。

 11月末の米中首脳会談は、貿易摩擦から始まった米中の対立が激化して以降、初めての開催となる。トップ会談で全面的な対立を回避できるかが焦点となる。(ワシントン=園田耕司、北京=福田直之)