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 日本航空の男性副操縦士(42)がロンドン・ヒースロー空港で乗務前に基準値を大きく上回るアルコールが検出されたとして、地元警察当局に逮捕された事件で、副操縦士は1日、現地の裁判所で罪状を認めた。

 判決は今月29日、比較的重大な事件を扱う刑事法院で言い渡される。英国の法律では、最長2年の懲役か罰金、またはその両方が科される可能性がある。

 日航によると、逮捕されたのは実川克敏副操縦士。乗務約2時間前にほかの操縦士2人と対面の呼気検査をした時にはアルコールが検出されなかったが、警察の呼気検査で現地の法律が定めた基準の10倍超が検出された。日航の検査は不正にすり抜けた疑いがある。英国では今年6月、上限の4倍以上のアルコールを検出されたブリティッシュ・エアウェイズの操縦士が、懲役8カ月の有罪判決を受けている。(ロンドン=下司佳代子)