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特派員リポート 渡辺丘(エルサレム支局長)

 イスラエルが占領を続けるヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地に2019年秋、初めてメディカルスクール(医科大学院)が開校する。今年8月、開校を1年後に控えて催された記念式典には、カジノ経営で巨万の富を築き、「カジノ王」の異名をとるユダヤ系米国人のシェルドン・アデルソン氏の姿があった。イスラエル寄りのトランプ米大統領の大口献金者で、イスラエルのネタニヤフ首相の支援者でもある。

 アデルソン氏は同校の開校のために3千万ドル(33億円)以上を寄付。妻ミリアム氏は医師だ。学校の名前は夫妻の名前をとって「シェルドン・ミリアム・アデルソン医科大学」になる予定だ。式典には、入植地拡大を支持し、医大開校を歓迎する極右政党党首のベネット教育相らも出席した。

 地元メディアによると、アデル…

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